気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジ リプレイ」の第10回が7日、DAZNで先行配信された。
今回は、お馴染みのJリーグウォッチャーの平畠啓史さんに加え、元日本代表FWの播戸竜二氏、JFA審判委員会レイモンド・オリバー副委員長が登場。SNSでつぶやきが多かったシーンを解説した。
『Goal』では同コンテンツの中から、注目のジャッジをいくつかピックアップ。第10回は、4日にShonan BMW スタジアム平塚で行われた明治安田生命J1リーグ第10節の湘南ベルマーレvs名古屋グランパスより、「アドバンテージの適用、決定機阻止」をテーマに紹介する。
■アドバンテージ適用なら得点だった?
試合は50分、名古屋のチャンスシーン。ワンツーからボックス手前中央に駆け上がったMFシミッチが抜け出そうというところで、DF坂圭祐がスライディング。シミッチが倒されて笛が鳴り、結局は坂にイエローカードが提示された。しかし、この場面では、シミッチが倒された後にボックス内のMF和泉竜司がフリーの状態でボールをトラップしており、アドバンテージが適用されなかったことに名古屋の選手たちが抗議をしていた。
平畠さんは、「和泉のゴールになった可能性が高かったと思う」や「アドバンテージで流せば、名古屋の得点」といったSNS上のコメントを紹介。また、播戸氏は選手側の目線で「流してよ!みたいなのが第一印象」と語る。「流して、やっぱりちょっと違うなと思って戻るのはそこまでストレスじゃない」と、アドバンテージを取るべきだったと主張した。
それに対して、レイモンド副委員長は「お二人のコメントに本当に同意」と同調し、「主審の方がこのシーンを自分で見た後、あと1秒ぐらい笛を吹くのを待てば良かった」と思ったのではないかとコメント。また、この「選手に対してDFがコンタクトをしている」場面では、主審が「ファウルを与えた後、イエローかレッドかの判定をしなくてはいけない」と説明する。
平畠さんが「イエローでいいのかな、という気はします」、播戸氏が「後ろからだったらレッドかもしれないですけど、これだったらイエローかな」と、ともにイエローが妥当なのではないかという見解を述べると、レイモンド氏は退場の判断基準としてDOGSO(Denying Obviously Goal-Scoring Opportunity=決定的な得点の機会の阻止)の4つの要素を挙げる。
そして、「悪質かどうか」よりも、「ゴールに近いかどうか」、「ゴールに向かってプレーをしているかどうか」、「攻撃の選手に対してどれくらいDFの選手が近くにいるか」、「ボールをキープできる、あるいはコントロールできる可能性があるかどうか」が、DOGSOと判断する根拠になるとする。
今回のケースでは、4つ全てに当てはまるとして、レイモンド氏は「DOGSOでレッドの条件」と結論。主審たちにも「まず反則を忘れて、反則がなかったら、その選手は得点できたかどうかを考えなさい」と指導しており、「この場合は、選手がプレーを続けて得点する可能性はあった」と、イエローが妥当ではないとの見解を示した。もし「そのうちの1つが満たされていない」状態であれば、イエローが妥当となるようだ。
また、アドバンテージをとるべきだったかという問いに関しては、「これはもともとレッドカードの反則。このファウルに対しては、(アドバンテージを取るのであれば、得点が決まった場合に)戻ってイエローを出す」と解説しており、いずれにしろ重い反則との認識がされている。
なお、今回のジャッジリプレイでは合計5つのシーンを取り上げており、この試合からはもう1つ。前半終了間際にシミッチがタックルをした場面が、ファウルだったか否かも議論されている。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

