UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループ第5節、トッテナムvsオリンピアコスは、アウェーのオリンピアコスが2点を先行するも、ここからトッテナムが4ゴールを叩き込んで4-2の大逆転勝利を飾った。
この試合で大きなターニングポイントとなったと見られ、注目を集めているのが50分に決まったハリー・ケインの同点ゴールだ。
敵陣右サイドでオリンピアコスDFがタッチライン外へとボールをクリアすると、裏に広大なスペースがあることから、ルーカス・モウラが裏を狙う。トッテナムのボールボーイはその動きを察知してセルジュ・オーリエへとボールを素早く送り、オーリエは裏へと走るルーカスにスローイン。
サイドを深くえぐったルーカスはクロスを放ち、中に飛び込んだケインがダイレクトで合わせ、これが2-2の同点ゴールとなった。このプレーの起点となったボールボーイの判断に指揮官ジョゼ・モウリーニョも褒め称え、この直後にはボールボーイに歩み寄り、握手とハグをするシーンも。
試合後の会見でモウリーニョはこのボールボーイに対し「彼は試合の流れを読んでいた。あの局面で必要なことを瞬時に察していたし、本当に我々にとって重要なアシストとなった。彼の仕事ぶりを、我々は忘れることはないだろう」と手放しで称賛している。
「素晴らしく知的だった。あんなボールボーイが味方にいるのは大きなプラスだ。クレバーな彼が大好きだよ」
トッテナムOBであり、同チームの元指揮官でもあるティム・シャーウッド氏も『beIN Sports』の解説内で「あのボールボーイはすごいね。スローイン前の素早いパスは傑出している。信じられない!」と興奮気味に語った。
冗談まじりながらもシャーウッド氏は「ボールボーイはトッテナムのアカデミーにいる子だろう。おそらく、明日にでもトッテナムから契約の話が出てくるかもしれないね。あの瞬時の対応は、私がオリンピアコスの監督だったら、彼のことを絞め殺したくなるくらいだ」と続けた。
オリンピアコス相手に逆転勝利を飾り、モウリーニョ新体制で公式戦2連勝となったトッテナム。この重要な勝利は、ボールボーイのお膳立てがなかったら、実現していなかったかもしれない。
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です

