サガン鳥栖に所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスが、リーガ・エスパニョーラ開幕に向けた『DAZN』のインタビュー内で、元同僚であるレアル・マドリーMFエデン・アザールについて語った。
F・トーレスとアザールは、2012-13シーズンから2シーズンにわたってチェルシーで共闘。今夏の移籍市場でレアル・マドリーに加入して注目を集めるアザールに関して、F・トーレスは「メッシ2世やC・ロナウド2世の話をするならもう一度考え直した方がいい」と、フットボール界の2大巨頭との比較論はナンセンスだとしながらも、元同僚がリーガでも活躍することに太鼓判を押した。
「サッカーの歴史上、彼ら（メッシとC・ロナウド）ほど長く活躍し続けている選手はいない。彼ら2人のことは、もはや選手として語ることはできない。（アザールと）彼らを比べることはフェアではない。彼らと同じレベルで1年プレーできたとしても、それは10年連続ではないからね」
「C・ロナウドはコンディション維持ができているから、それを成し遂げることができている。アザールには、（すぐに）10年プレーする時間はないから達成できない。メッシやC・ロナウドのように長期にはできないが、数シーズンならできる。アザールはその能力があるから、彼らと同じレベルでプレーすべきだ。レアル・マドリーは彼を世界有数のレベルに引き上げることができる」
「チェルシーでは素晴らしい時期を過ごしたし、プレミアリーグのベストプレーヤーで、誰もが彼を世界最高の選手の一人と知っていたが、それがレアル・マドリーでできれば世界最高の選手になれる。非常に大きな違いだ。彼は挑戦を受け入れないといけない。レアル・マドリーは昨シーズンに苦戦したから、今シーズンどうなるか見てみよう。一人の選手でどうにかできることではないけどね」
そのほか、F・トーレスは、今季のリーグ優勝予想について、「アトレティコ・マドリーだね」と、自身の愛するクラブを指名。さらに、バルセロナに加入したアントワーヌ・グリーズマンに関しては、「素晴らしい選手だ。ドレッシングルーム内でも溶け込みやすいだろう。バルセロナのスタイルに簡単に適応するよ。間違いない」と、活躍を予想した。
リーガ・エスパニョーラは、16日に行われるビルバオvsバルセロナで開幕。アザールに注目のレアル・マドリーは17日にセルタと、そしてF・トーレスの愛するアトレティコは18日にヘタフェと対戦する。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
