元日本代表FW巻誠一郎氏の引退試合、巻フレンズチームvs元日本代表ドリームチームが13日、ロアッソ熊本のホーム・えがお健康スタジアムで行われた。
2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)メンバーにも選ばれた巻氏の引退試合には、多数の元日本代表を含む豪華なメンバーが集結。また、指揮は岡田武史氏、原博実氏が執った。
試合の幕開け、いきなりこの日の主役の代名詞が炸裂する。片山奨典氏がクロスを上げると、巻氏が“利き脚”の頭でボールに飛び込む。キャリアの中で幾度も見せて来たダイビングヘッドでネットを揺らした。
その後、試合は華々しい点の取り合いに。片山奨典氏の得点でドリームチームが1点を返せば、駒澤大学時代に“大学サッカー史上最高の2トップ”を組んだ深井正樹氏のアシストで巻氏が加点。一進一退の攻防が続くなか、石川直宏氏、播戸竜二氏の得点でドリームチームが試合をひっくり返すと、巻フレンズチームに強力な助っ人が登場する。
アルゼンチン代表のユニフォームを纏ったマラドーナ(?)が途中出場し、いきなり5人抜きを披露。最後はボックス内で倒れ込んでレフェリーに猛アピールするが、PKは与えられない。
ドリームチームにも助っ人が参上。背番号10を背負う中村俊輔(?)がピッチに姿を現し、早速FKを獲得する。すると、完璧なフォームで左足を振り抜いたが、ボールにはミートせずまさかのミスキックとなった。
巻氏がユニフォームをドリームチームに着替えた後半も多くの得点が生まれるなか、岡田監督がベンチで交代選手に指示。長髪をトレードマークとする“野人”岡野雅行(?)が投入される。
すると、1998年フランス・ワールドカップ(W杯)アジア予選を彷彿とさせる右サイドへの抜け出しを何度も披露するが、最後のクロスはまったく味方に通らず。岡野はすぐに交代することとなった。
それでも、ヘディングで巻氏が立て続けに2ゴールを奪った後、岡野に再びチャンスが与えられる。味方のシュートのこぼれ球をしっかりと押し込むと、ベンチの岡田監督の下へ。しかし、岡田監督は抱擁に応じず、水をかけてベンチに座り直した。
試合終盤には巻氏が自らPKを獲得したPKのキッカーを務めたが、シュートはバーの上。その後もチャンスをお膳立てされた巻氏がシュートを外し続けるが、その度にスタジアムは歓声に沸く。しかし、最後にはしっかりとネットを揺らし、自身の5ゴール目。両チームの選手に胴上げされながら、最後の試合を終えている。なお、試合の模様は『DAZN』で視聴することができる。
■巻フレンズチーム・スタメン
▽GK
17 櫛野亮氏
▽DF
29 水野晃樹氏(元日本代表/SC相模原)
41 土屋征夫氏
5 イリアン・ストヤノフ氏(元ブルガリア代表)
33 片山奨典氏
▽MF
9 ゆうやさん(シド)
15 中島浩司氏
77 佐藤勇人氏(元日本代表)
22 羽生直剛氏(元日本代表)
▽FW
36 深井正樹氏
18 巻誠一郎氏(元日本代表)
■元日本代表ドリームチーム・スタメン
▽GK
1 楢崎正剛氏(元日本代表)
▽DF
21 加地亮氏(元日本代表)
2 中西永輔氏(元日本代表)
3 駒野友一氏(元日本代表/FC今治)
▽MF
81 石川直宏氏(元日本代表)
23 福西崇史氏(元日本代表)
43 本山雅志氏(元日本代表)
13 鈴木啓太氏(元日本代表)
710 ナオト・インティライミさん
▽FW
9 久保竜彦氏(元日本代表)
30 高松大樹氏(元日本代表)
■試合結果
巻フレンズチーム 7-8 元日本代表ドリームチーム
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「※」は提携サイト『 Sporting News 』の提供記事です
