川崎フロンターレに所属するMF中村憲剛が、『DAZN(ダ・ゾーン)』でエル・クラシコの特別解説を務め、バルセロナのゴールシーンでは興奮気味に口を開いた。
試合前からバルセロナのMFセルヒオ・ブスケツについて「大好きなんですよね。一番やりたい選手です。気持ちよくやらせてくれそうじゃないですか」と選手目線でコメントする。
23日に行われたレアル・マドリー対バルセロナでは、後半に試合が動き、カギとなるプレーを見せたのは中村“お気に入り”のブスケツであった。54分、自陣ペナルティーエリア前でボールを持ったブスケツは、巧みなターンでレアルのプレスを交わすと、飛び出していくイヴァン・ラキティッチにスルーパス。その流れから最後はルイス・スアレスがゴールへと押し込んでいる。
中村は「ブスケツのあのタメと、かわしと、2mの縦パス。あれで全ての局面が変わりましたからね」と解説。「ラキティッチの動きも素晴らしかったんですけど」としつつ、「ここ本当に注目してほしいですね。あの一番プレッシャーがかかるところであの落ち着き」と同ポジションとして圧巻のプレーであったと称賛している。
その後、レアルに退場者が出たこともあり、バルセロナが敵地サンティアゴ・ベルナベウで3-0と完勝。中村は「(ブスケツを)推しといてよかった」と満足気な様子であった。




