ドルトムントの日本代表MF香川真司は27日、自身の公式メディアで動画をアップした。小さな子どもを相手に香川が股抜きドリブルを敢行。ボールを奪おうとした男児は、圧倒的な実力差に途中から泣き出してしまうという内容だった。
この動画はイギリス、イタリアなどの主要メディアでも大きく取り上げられているが、スペインでも話題となっているようだ。
現地メディア『ムンド・デポルティーボ』は、「世界で最もサディスティックな3人の選手」という特集記事を展開。その中で香川は、フランク・リベリ、エデン・アザールと並んで紹介されている。
「リベリ、香川、アザールはたとえ子どもが相手でも容赦をしない。それが自分の愛息子だったとしても、泣くまで屈辱を与え続ける」
リベリは以前から愛息子サリフにスパルタの英才教育を施していることで知られ、バイエルンの練習施設やバカンス先などで、愛息を圧倒する動画をSNSに投稿していた。
また、アザールについてはサッカー教室で子どもをドリブルで圧倒する動画を紹介。ちなみに同選手はかつてアウェー戦でボールボーイを蹴って退場処分を受けた経歴を持ち、スペインメディアは“サディスティックな3人”としてアザールを加えたようだ。
記事では香川が子どもと2ショットで並んでいる画像を紹介し「彼らは親友のようだ」と伝えている。だが、香川が27日に投稿した男児を圧倒する動画は、リベリやアザールにも引けを取らないほどの絶大なインパクトがあったようだ。


