Castro Dortmund Magdeburg 10242017Getty Images

【動画】フル出場の香川が終了間際にダメ押し弾!ドルトムントが5発大勝/DFBポカール

■DFBポカール マクデブルグ 0-5 ドルトムント

ドルトムント:カストロ(42分)、イサク(47分)、ヤルモレンコ(73分PK)、バルトラ(79分)、香川(90分)

現地時間24日、DFBポカール2回戦が行われ、香川真司の所属するドルトムントはマクデブルグと対戦し、5-0と快勝して3回戦進出を果たした。右のインサイドハーフとしてフル出場を果たした香川はCKから4点目をアシストしたほか、終了間際にチームの5点目を挙げて勝利に貢献している。

ドルトムントは今季5分を除いてフル稼働だったエースのピエール=エメリク・オーバメヤンを予告通りメンバー外にして休養を与え、トップのポジションにはアレクサンデル・イサクを起用。また、負傷により離脱していたラファエル・ゲレイロとアンドレ・シュールレがベンチ入りを果たした。

3部に所属する格下を相手に、立ち上がりからドルトムントが攻勢。3分には、香川の左CKのこぼれ球をつないでペナルティーエリア内左を抜けたマルク・バルトラが折り返し、ニアサイドのマキシミリアン・フィリップが合わせるも左のポストを直撃する。

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その後も攻勢を続けるドルトムントだが、メンバー変更の影響か最後のところの精度、連携不足を露呈しチャンスが作れない。一方のマクデブルクは守備を固めてシンプルにカウンターからドルトムントゴールを目指す。

36分、ドルトムントにアクシデントが起こる。マハムード・ダフードが競り合いで倒され、自ら交代を要請。ピッチを退き、急遽ウォーミングアップを始めたゴンサロ・カストロが41分に投入された。

するとその直後、右サイドのアンドリー・ヤルモレンコがDF2人に囲まれながらもクロスを上げる。これをファーサイドのイサクが頭で落とし、ゴール前フリーで押し込んだのは入ったばかりのカストロ。ファーストタッチがゴールとなり、ドルトムントがようやくスコアを動かした。

迎えた後半、立ち上がりにドルトムントがリードを広げる。47分、CKのカウンターから、香川がヘディングで押し返しイサク、ヤルモレンコとつないで左に開いたフィリップがエリア内にラストパス。走り込んだイサクがワンタッチで流し込んで追加点を挙げた。

62分、ドルトムントは主将のマルセル・シュメルツァーに代えてゲレーロが復帰を果たす。73分、そのゲレーロが左サイドを抜け出しクロスを上げると、対峙したDFの手に当たってPKを獲得。これをヤルモレンコがゴール左隅へと沈め、試合を決定付ける3点目を奪った。

直後に最後の交代枠でイサクを下げてシュールレも復帰させたドルトムント。79分には、香川が左CKでショートコーナーを選択し、リターンを受けた香川が右足でクロスを上げる。これをバルトラが頭一つ抜けたヘディングで合わせて4点目。

さらには終了間際の90分、香川のクサビをヌリ・シャヒンが流し、フィリップのヒールパスをエリア内で受けた香川が冷静な切り返しからネットを揺らして5-0とし、同時に試合終了のホイッスルが鳴り響いた。

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