■リーガ第18節 バルセロナ 3-0 レバンテ
バルセロナ:メッシ(12分)、スアレス(38分)、パウリーニョ(92分)
7日にリーガエスパニョーラ第18節が行われ、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでレバンテと対戦している。
2017年最終戦、敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリーに3-0と勝利して、最高の形で一年で終えたバルセロナ。一方のレバンテは現在16位と残留争いに身を投じているが、ここまで17試合で5敗しか喫していない。第3節ではベルナベウでレアル・マドリーに1-1と引き分けるなど、昇格1年目でしぶとい戦いぶりを見せている。
バルベルデ監督はコパ・デル・レイが入ってくる1月の過密日程を考慮して、ピケとマスチェラーノを温存している。中国への移籍が噂されるマスチェラーノ、先のコパ5回戦1回戦セルタ戦で負傷から復帰したばかりのデンベレが先発でピッチに立った。
バルセロナはメッシがリーガ1部で400試合出場を達成している。04-05シーズン、第7節エスパニョール戦でリーガ1部デビューを飾ったメッシは、それから14シーズンで、この数字に達している。
メッシは、自身のメモリアルゲームをゴールで祝う。12分、メッシのロビングパスを受けたアルバがヘディングで折り返すと、後ろから走り込んだメッシが左足のボレーで合わせ、GKオイエルを破った。試合出場数でリーガ史上16番目に位置したアルゼンチン代表FWが、バルセロナに先制点をもたらす。
なおも攻めるバルセロナは38分に追加点を挙げる。マスチェラーノのロングボールに反応したS・ロベルトが、ワンタッチでクロスを送る。スアレスがコントロールから右足を叩き、ネットを揺らした。今季序盤戦無得点が続いて苦しんだスアレスだが、ここにきて調子を取り戻しリーガ11得点目を記録している。
2点のビハインドを負ったレバンテは64分、イビのパスを受けたジェイソンがペナルティーエリア内に入り、右足を振り抜く。しかし、ここはGKテア・シュテーゲンが好守で応じる。
66分、バルベルデ監督はデンベレに代えてセメドを投入する。先発復帰したデンベレには、カンプ・ノウの観衆から拍手喝采が送られた。81分には、セルジ・ロベルトに代えてホセ・アルナイスを投入。今季出場したコパ3試合で3得点と好調のアルナイスがリーガデビューを飾った。
バルセロナは終了間際にメッシのクロスにパウリーニョが右足を合わせ、3点目を手にした。リーガの新年初戦で勝利したバルセロナは、2位アトレティコ・マドリーに勝ち点7差をつけて首位をキープ。対するレバンテは暫定で16位に位置している。




