DFBポカール2回戦が25日に行われ、RBライプツィヒとバイエルン・ミュンヘンが対戦した。
2回戦にして、昨季のブンデスリーガ2位と王者同士の対戦となったこの一戦。ライプツィヒはエースのFWティモ・ヴェルナーをベンチスタートとした一方で、バイエルンはフルメンバーで臨み、ロベルト・レヴァンドフスキ、チアゴ・アルカンタラ、ジェローム・ボアテングらがスタメン入りした。
強豪同士の一戦は前半の45分間ではスコアが動かず。後半に入ると、生き物のように試合は展開していく。
53分にナビ・ケイタがレヴァンドフスキを倒して2枚目のイエローカードで退場処分。数的優位に立ったバイエルンが圧力を強め、ゴールを奪うのは時間の問題と思われたが、68分にライプツィヒがワンチャンスをつかむ。
ドリブルで仕掛けていったユスフ・ポウルセンがボアテングに倒されたとして、PKを獲得。これを落ち着いてエミル・フォルスベリが決め、ライプツィヒが先制する。
しかし、バイエルンもすぐさま反撃。73分、ボアテングが持ち上がり、クロスを挙げるとチアゴが頭でねじ込み、スコアをタイへと戻す。その後、バイエルンが逆転弾を狙うものの、90分間ではゴールは生まれず、延長戦に突入する。
延長でもバイエルンが押し込む展開が続くが、疲れからフィニッシュの部分で、精度を欠いてゴールは生まれない。120分の激闘の末、PK戦で勝敗を決することとなる。
先攻はバイエルンで、レヴァンドフスキ、ダビド・アラバ、マッツ・フンメルス、セバスティアン・ルディ、アリエン・ロッベンの5人全員が成功。一方のライプツィヒは5人目のヴェルナーがスヴェン・ウルライヒにストップされ、勝敗が決した。PK戦5-4でバイエルンが次のラウンドに進出している。




