Mauro Icardi Inter Genoa Serie AGetty Images

【動画】インテル、苦戦もダンブロージオの決勝点で競り勝つ!長友は出番なし/セリエA第6節

■セリエA第6節 インテル 1-0 ジェノア

インテル:ダンブロージオ(87分)

現地時間24日、イタリア・セリエA第6節が行われ、長友佑都の所属するインテルはホームにジェノアを迎え、1-0で競り勝った。ベンチスタートとなった長友は出番がなかった。

前節、ボローニャ相手に引き分け、開幕からの連勝が4でストップしたインテル。今シーズンまだリーグ戦での白星がないジェノアを相手に、再び勝利を取り戻すことが期待された。

キックオフ30分前に終了した試合で、インテルのライバルであるミランがジェノアのライバルであるサンプドリアに0-2で完敗。この結果に刺激されたのか、17位のジェノアが堅守サンプドリアを髣髴とさせるソリッドな守備を見せ、3位のインテルを苦しめる。

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ジェノアはサンプドリアのように前から行く守備ではなく、インテルにある程度ボールを持たせ、後方でブロックを作り待ち構える。インテルはジェノアの守備の綻びをなかなか見つけられず、攻めあぐねる展開が続く。

インテルが決定機を作ったのは前半終了間際。マルセロ・ブロゾビッチがバイタルエリアで初めて前を向いてボールを受け、すかさず左足を振り抜くと、これが右のポストを叩いて外れた。

スコアレスのまま迎えた後半、前半同様にインテルが攻め、ジェノアが耐える展開かと思われたが、開始早々にジェノアがインテルの出鼻を挫く。47分、ステファン・オメオンガが右サイドを突破しエリア内を深くえぐって折り返すと、ファーサイドでフリーとなっていたディエゴ・ラクサルトがボレーで合わせる。しかし、これは抑えきれずゴール上へと外してしまう。

嫌な流れのインテルは60分、アントニオ・カンドレーヴァに代えてエデルを投入。完全に抑え込まれているマウロ・イカルディをサポートする役割を与えた。

すると69分、エデルのパスを受けたブロゾビッチが前半終了間際のような強烈な左足のシュートを放つも、GKマッティア・ペランがはじく。73分には、エデルが最前線のイカルディにクサビを入れ、自らリターンパスを受けてミドルレンジから狙うも再びGKペリンがはじいた。

一方のジェノアも74分、若いピエトロ・ペッレグリに代えてベテランのゴラン・パンデフを投入。78分にはそのパンデフのポストプレーからオメオンガがエリア内右に侵入。思い切り良く右足を振り抜くが、GKサミル・ハンダノヴィッチを破るには至らない。

悪くないペースで試合を進めるジェノアだったが、79分にアクシデントが発生。攻守の要であるミゲル・ヴェローゾが股関節を痛め、ルカ・リゴーニとの負傷交代を余儀なくされてしまう。逆にインテルはブロゾビッチを下げてジョアン・マリオを投入する。

するとこの交代策が的中。87分、マリオの左CKをファーサイドのダニーロ・ダンブロージオが頭で叩きつけ、インテルが長かった均衡を破る。アウェーでの引き分けも視野に入れていたジェノアにとっては痛恨の失点となった。

何とか反撃に出たいジェノアだが、決定機阻止でオメオンガが一発退場。さらにアディショナルタイムにはアデル・ターラブトが危険なタックルで退場処分となって万事休す。インテルがホームで勝ち点3を手にした。

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