■セリエA第22節 インテル 2-1 ボローニャ
インテル:エデル(2分)、カラモー(63分)
ボローニャ:ミランダ(25分)
イタリア・セリエAは11日に第24節が行われ、インテルはボローニャに2-1と勝利を収めた。
エースのイカルディが負傷のため、前節に引き続きベンチ外となったインテル。1トップにはエデルが入り、右サイドには19歳のカラモーが先発した。
久しぶりの勝利が欲しいインテルは、素晴らしいスタートを切る。開始2分、右サイドのカラモーのパスに抜け出したブロゾヴィッチがクロスを挙げると、エデルが滑り込みながら合わせてネットを揺らした。イタリア代表FWは、2試合連続ゴールを挙げている。
幸先良いスタートを切ったインテルだが、不調から抜け出すのは簡単ではない。25分、ミランダがクリアミスをすると、これを拾ったパラシオが冷静にゴールを破った。パラシオの古巣相手のゴールで、試合は振り出しに戻る。
3試合連続で先制しながらも追いつかれたインテルは、その後もボローニャにボールを握られ、苦しい時間帯が続く。結局前半は1-1で折り返した。
スパレッティ監督は、後半開始から失点に絡んだミランダに代え、今冬加入したリサンドロ・ロペスをピッチに送り込む。
後半頭のCKで、ダンブロージオのシュートがバーに弾かれるなどゴールに近づいたインテルは、右サイドを中心にチャンスを作り、54分にはペリシッチ決定機を迎えるなど、ゴールに近づいていく。
58分には、こちらも新加入のラフィーニャを投入し、1点を奪いに行く。
すると63分、そのラフィーニャが絡む形でゴールが生まれる。右サイドからラフィーニャとのワンツーで入ってきたカラモーは、ダブルタッチで相手をかわすと、エリア外から左足を振り抜く。弧を描いたシュートがネットに吸い込まれ、19歳FWが勝ち越し弾を奪った。
\初スタメン19歳FWセリエA初得点🎊/#カラモフ は右サイドからワンツーで中央に侵入すると、
— DAZN ダゾーン (@DAZN_JPN) 2018年2月11日
華麗なダブルタッチでDFをかわして鮮やかなミドルシュートを決めた⚽
🇮🇹#セリエA 第24節
⚽#インテル×#ボローニャ
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68分には相手が退場者を出し、数的有利を手にしたインテル。先発起用に応えたカラモーは73分にお役御免となり、スタンディングオベーションを受けながらピッチを後にした。
85分には、エリア内でダンブロージオの手にボールが当たり、ビデオ判定に。しかしこれはハンドとみなされず、ボローニャにPKは与えられなかった。
その後、ピンチを迎えるもGKハンダノヴィッチの好セーブに救われたインテル。後半アディショナルタイムには、ボローニャは2人目の退場者を出した。
終盤は苦しんだインテルだったが、なんとか昨年12月12日のコッパ・イタリア5回戦ポルデノーネ戦以来、公式戦9試合ぶりの勝利を挙げた。