イスラエルでのレジェンドマッチに出場した元ブラジル代表MFカカが、まさかのイエローカードを受けた。
かつてミランやレアル・マドリーでプレーしたカカ。特に2003年~2009年まで所属したミランでは絶対的な主力として活躍し、公式戦307試合で104ゴール68アシストを記録。2007年にはチャンピオンズリーグとクラブ・ワールドカップを制し、バロンドールやUEFA年間最優秀選手賞を受賞した。さらにブラジル代表としても2002年ワールドカップを制しており、一時代を築いたレジェンドである。
レアル・マドリー退団後はミラン、サン・パウロと渡り歩き、2014年からはMLSのオーランド・シティでプレー。2017年に引退を決断している。
そんなカカは、29日に行われたイスラエルの平和を願うチャリティーマッチに、ブラジル代表レジェンドチームの一員として参加。ロナウジーニョやロベルト・カルロス、リバウド、カフーらとともに4-2の勝利に貢献している。
だが、この試合で注目を集めたのは51分のシーンだ。カカが中盤でドリブルを始めると、女性審判のフェルナンド・コロンボ氏はまさかのイエローカードを提示。この警告にカカを含め周りの選手があっけにとられていると、コロンボ氏はポケットからスマートフォンを取り出し、セルフィ―を依頼。カカは快く受け入れ、笑顔で写真におさまっている。その後カカやブラジルの選手たちは、笑みをこぼしながらコロンボ氏と握手をかわした。
ブラジル出身で、スポーツジャーナリスト、コメンテーターも務める30歳のコロンボ氏。今年の初めにはエクアドル国内で担当した一戦にて、選手にイエローカードを出すふりをして白いハンカチを出し、自分の汗をぬぐう姿が話題となった。どうやら“イエローカード芸”で選手や観客を楽しませるのが好きなようだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

