2017年、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の熱烈オファーを受けてアタランタへやってきたヨシップ・イリチッチ。これまでイタリアではその実力を認められていたものの、国際大会と縁遠かったことなどから、それほど世界的に有名な選手とは言えなかった。
しかし、アタランタでその才能が開花。特筆すべきはドリブル。スピードはないが、リーチを活かした深い切り替えし、独特なステップやタイミングで相手をはがし、前を向けば確実にチャンスを作る。また周りを活かす・合わせる能力にも長けており、豪快なロングシュートも持ち味の1つ。自らゴールを奪う能力も傑出しており、「99.47分」毎に1ゴールを奪っている。初挑戦のチャンピオンズリーグでは、ラウンド16で2試合合計5ゴールを叩き込んで見せた。
今季セリエA最多得点(70)を誇るチームだが、チャンスメイクは彼と主将アレハンドロ・ゴメスのドリブルからすべて始まるといっても過言ではない。現在32歳だが、キャリア最高の春を過ごしている。
