10日のリーガエスパニョーラ2部最終節、テネリフェはアウェーでのサラゴサ戦を2-1の勝利で終えた。ホセ・ルイス・マルティ監督は試合後、MF柴崎岳がボランチとしてプレーした理由を説明している。
リーガ最終節でもフル出場を果たした柴崎。テネリフェではトップ下を定位置としてきた日本人MFだが、このサラゴサ戦ではまずボランチとしてプレーし、その後に左サイドにポジションを変えている。マルティ監督は柴崎のポジションについて、次のように語っている。
「彼がボランチでどのように争えるのかを見たかった。出場時間的にはもう少し短くしたかったのだが、ロサーノとオマールの負傷によってプランを変えなくてはならなかった」
「ボランチのポジションでプレーする彼は、我々の大きな助けとなれる。ボールを端から端まで回すことができ、守備のキャパシティーもある。同様に、彼は左サイドでプレーすることも可能だ。良い選手は、どのようなポジションにも適応できるんだよ」
今季リーガ2部を4位で終えたテネリフェは、これから昇格プレーオフ第一戦カディス戦に臨む。アウェーでのファーストレグは15日、ホームでのセカンドレグは18日に行われ、勝ち上がった場合にはウエスカ対ヘタフェの勝者と対戦する。
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