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助監督ウンスエ、バルサでの指揮に意欲...ペップとL・エンリケの下で培った経験を武器に

バルセロナのフアン・カルロス・ウンスエ助監督は、来季チームを率いることに意欲を燃やしているのかもしれない。スペイン『スポルト』が報じた。

■以前は夢に過ぎなかった昇任

ルイス・エンリケ監督が今季限りでの退団を表明したバルセロナは、後任選定に動きを見せている。ウンスエ助監督の昇任に加え、エルネスト・バルベルデ現アスレティック・ビルバオ監督、エウセビオ・サクリスタン現レアル・ソシエダ監督、ロナルド・クーマン現エヴァートン監督らの招へいがうわさされているところだ。

ウンスエ助監督にとって、以前はバルセロナのトップチームを率いることは夢に過ぎなかった。だが現状では、昇任できなければ大きな失望を感じるほどまでにトップチームを率いる意欲が強まっているという。事実、彼はその心境を周囲の人間に吐露しているようだ。

■ペップとL・エンリケの下で働いた貴重な人材

では、ウンスエ監督とは何者なのか。働き者で、日々の対話を大切にする人物。重要なのは言葉より行動だと考え、選手たちの信頼を勝ち取るには何より結果が必要だと認識している。そして彼には、ジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督の下でGKコーチとして、L・エンリケ監督の下でアシスタントコーチとして働いた豊富な経験がある。

ウンスエ助監督がL・エンリケ監督に仕えたなかで向上させたのは、試合を読む力だ。現に、彼は指揮官の交代策に関して逐一アドバイスを送ってきた。またL・エンリケ監督同様ローテーション起用を好むが、それは中盤と前線の選手に適用され、守備陣のメンバーはある程度固定する考えだとみられている。

昇任に野心を抱くウンスエ助監督だが、いずれにせよ今季終了まで答えを待たなければいけない。その答えを出すのは彼ではなく、クラブ側だからである。

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