現地時間29日、ブンデスリーガ2部の第31節、ニュルンベルクvsシュトゥットガルトは2-3でシュトゥットガルトが勝利を収めた。
この試合では前半にニュルンベルクが2点をリードし、シュトゥットガルトは後半だけで3点を決めて試合をひっくり返し、劇的な逆転勝利を飾っている。シュトゥットガルトの日本代表FW浅野拓磨は先発出場したものの、前半だけでベンチに退いた。
試合後、シュトゥットガルトのFWシモン・テロッデは「こんな常識離れした試合は経験したことがないね」と勝利の喜びを語った。テロッデは後半にPKで1点を決め、今シーズンのゴール数を21に伸ばしている。
また、浅野との交代出場でピッチに登場したダニエル・ギンチェクも「ハーフタイムから巻き返すことができてよかった。途中出場の選手が結果を残したからね」と発言。50分にギンチェクが、決勝点となった90分のゴールは同じく途中出場のフロリアン・クラインが決めるなど、交代策が功を奏した形に。
シュトゥットガルトはこの勝利で勝ち点を63に伸ばして、首位の座をキープ。リーグ戦の残り試合数は3で、同じ節で勝ち点57の2位ブラウンシュヴァイク、同57の3位ハノーファーの試合を残しているが、シュトゥットガルトは早ければ次節の勝利で1部昇格が決まる可能性もある。


