前節欠場イブラヒモヴィッチがミラノダービーで復帰へ…指揮官も期待

ミランのステファノ・ピオリ監督は、ズラタン・イブラヒモヴィッチがインテル戦でプレーできると明かした。

昨年12月にロサンゼルス・ギャラクシーと契約満了を迎え、1月に古巣ミランに8年ぶりに帰還したイブラヒモヴィッチ。ここまで公式戦5試合で2ゴールをマークし、チームの2020年無敗に大きく貢献する38歳の同選手だが、先日のヴェローナ戦にインフルエンザの影響で欠場した。

9日に迎えるインテルとの“ミラノダービー”を前に元スウェーデン代表ストライカーの状態に心配の声が上がっていたものの、ピオリ監督は8日にイブラヒモヴィッチがサン・シーロのピッチに立てると話した。

「彼は個別トレーニングプログラムを行っていた。そして今日、彼はチームと一緒にトレーニングをしている。何も問題がなければ、明日の試合に彼を起用できるだろう」

また、同指揮官はイブラヒモヴィッチがインテル戦の鍵になると考えているようだ。「我々はほとんど負けていないチームと対戦する。だから、我々全員がイブラヒモヴィッチのように、気合いを入れて、強い決意を持って戦う必要がある。最大のポテンシャルが求められている」と話し、ライバル撃破を誓った。

「インテルはシーズンのスタートから12月まで我々よりも良い結果を残している。しかし、今、我々は巻き返しを図っている最中で、ダービーでも良いプレーができるはずだ。勝利のためにすべての試合に向けて準備する必要がある。しかし、中には他よりも価値ある試合がある。ダービーは勝たなければいけない試合だ」