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前回優勝の鹿島が浦和を破る…横浜FMはウーゴ・ヴィエイラのハットで広島との死闘制す/天皇杯4回戦

20日に天皇杯4回戦の8試合が行われ、前回覇者の鹿島アントラーズが浦和レッズを4-2で下して準々決勝進出を決めた。

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた浦和レッズと鹿島アントラーズの一戦。鹿島は7分に金崎夢生のゴールで先制すると、後半序盤にも金崎が決めて2点リードを奪う。しかし、59分にズラタンのゴールで浦和が1点を返すと、さらに69分に武藤雄樹が同点ゴールを奪い、試合は振り出しに。追いつかれた鹿島だったが、ここから前回覇者の意地を見せる。

74分に土居聖真のパスから中村充孝が押し込んで勝ち越しに成功すると、終了間際に土居がダメ押しの4点目を奪取。終わってみれば4-2と鹿島が快勝を収めて8強入りを果たした。

以下に続く

川崎フロンターレと清水エスパルスも多くのゴールが決まった。川崎Fは森本貴幸のハットトリックで3点を奪うと、終盤にはエドゥアルドが4点目を奪取。清水の反撃を1点に抑えて4-1で快勝。前回大会準優勝の川崎Fも順当に8強入りを決めた。

ヴィッセル神戸は、橋本和と渡邉千真のゴールでJ2の松本山雅FCに完勝。セレッソ大阪も6分に決まった福満隆貴の虎の子の1点を守りきってJ2の名古屋グランパスを下した。ジュビロ磐田は齊藤和樹のゴールでJ3のAC長野パルセイロを下している。

柏レイソルと対戦したガンバ大阪は、52分までに3点リードを許す展開だったが、60分に長沢駿のゴールで1点を返すと、81分には井手口陽介が決めて1点差に詰め寄る。しかし、あと1点が遠く、反撃はここまで。2-3と敗れ、ラウンド16で大会を去ることとなった。

横浜F・マリノスとサンフレッチェ広島の一戦は、延長までもつれ込む激戦に。横浜FMは前半のうちに2点ビハインドを負ったが、後半にウーゴ・ヴィエイラが2ゴールを挙げて同点に追いついて延長戦へ。すると、延長後半終了間際、ウーゴ・ヴィエイラがハットトリックとなる値千金の決勝ゴールを叩き込んで3-2。横浜FMが120分の激戦を制してベスト8へ駒を進めた。

4回戦で唯一大学チームとして勝ち上がっていた筑波大学は大宮アルディージャと対戦。28分に清水慎太郎に先制点を許す展開も、その後は善戦。しかし、85分に再び清水に決められ、0-2で敗れた。

準々決勝は10月25日(水)に行われる。

天皇杯4回戦

9月20日
浦和レッズ 2-4 鹿島アントラーズ
川崎フロンターレ 4-1 清水エスパルス
横浜F・マリノス 3-2 サンフレッチェ広島
松本山雅FC 0-2 ヴィッセル神戸
AC長野パルセイロ 0-1 ジュビロ磐田
ガンバ大阪 2-3 柏レイソル
セレッソ大阪 1-0 名古屋グランパス
筑波大学 0-2 大宮アルディージャ

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