日本代表初招集となったMF古橋亨梧(ヴィッセル神戸)が、結果へのこだわりを口にした。
森保ジャパンは18日、翌日に控えたキリンチャレンジカップ2019のベネズエラ戦に向けた前日練習をパナソニックスタジアム吹田で実施。メディアには冒頭15分だけ公開されたトレーニングでは、代表初選出となった古橋も笑顔でメニューをこなす姿が見られた。
「最初めちゃくちゃ緊張しましたけど、みんなうまいですし、すごくやっていて楽しい。充実しています。ちょくちょく喋っていますけど、自分のペースでやっています」
本来サイドを主戦場とする古橋だが、所属元の神戸では今季、2トップ気味にプレーすることも多い。J1ではすでに初の二桁得点に迫る9ゴールを挙げており、神戸にとっては欠かせない存在になりつつある。
しかしながら、代表ではまた違った役割を担う可能性もある。「ウイングで神戸に来ましたし、神戸でいろんなポジションやらせてもらっているので、前目のポジションならどこでもできる」ことを「強み」と自信を見せる古橋。そこに関しては「ポジションは違えど攻撃の選手なので、結果というのは求められる。ゴールに向かう姿勢をどんどん出していかないといけない」と強調した
今回のベネズエラ戦では9番を背負うことが決まった。これまで森保ジャパンでは、最多得点を挙げている南野拓実(ザルツブルク)が背負ってきた9番だが、古橋に迷いはない。
「僕と南野選手はタイプが全然違うと思うので、比較されるとちょっと嫌ですけど。でも、僕も僕で持ち味があるので、そこを出していければいい。気負いせず、力まず自分のプレーができればいいかなと思います」
古橋にとっては代表初キャップを踏む可能性があるベネズエラ戦。神戸のチームメイトであるアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャからも「頑張って」というエールをもらったことを明かしつつ、「来れないヴィッセルのサポーターだったり、岐阜のサポーターだったり、いろんな方が見てくれると思うので、試合に出たら思い切ってやりたい」と意気込みを示している。
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