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出番を激減させるイニエスタ、今季リーガの出場時間数が下から3番目に

近年バルセロナの中心選手として活躍してきたMFアンドレス・イニエスタだが、今季は負傷と指揮官のローテーション起用に苦しめられている。スペイン『スポルト』が伝えた。

リーガエスパニョーラ第29節終了時点、イニエスタが先発したのは8試合のみ。リーガにおける815分の出場時間数はDFアレイシス・ビダル(472分)、FWパコ・アルカセル(616分)に次いで下から3番目の数字となっている。

さらに驚くのは、中盤の選手と比較するとワーストの数字になることだ。セルジ・ブスケッツ(1883分)、イヴァン・ラキティッチ(1671分)、アンドレ・ゴメス(1189分)、アルダ・トゥラン(1154分)、ラフィーニャ(1077分)、デニス・スアレス(1024分)に比べ、イニエスタの出場時間は1000分にも満たないのである。

イニエスタが出場機会を激減させている一番の要因は、度重なる負傷だろう。今季2度のひざの負傷に加え、筋肉系の負傷も相まって計81日間戦線離脱を余儀なくされている。

加えて、ルイス・エンリケ監督がローテーション起用を好むことも影響している。指揮官は特にインターナショナルウィーク明けに代表選手に休養を与える傾向があり、現にイニエスタはスペイン代表招集から戻った前節グラナダ戦(4-1)でDFジェラール・ピケらとともに先発から外されていた。

イニエスタのバルセロナとの現行契約は2018年夏までとなっている。先日には、契約延長について「ピッチ上でのパフォーマンス次第だ」と語っていた。最も重要な試合が控える終盤戦で、自身とクラブを納得させるプレーを見せられるだろうか。

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