バイエルン・ミュンヘンのFWトーマス・ミュラーは、自身の能力がチームを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の求めるレベルにないと感じているようだ。
26日のブンデスリーガ第2節にバイエルン・ミュンヘンは、敵地でブレーメンと対戦。ベンチスタートとなったミュラーは、ロベルト・レヴァンドフスキが先制点を奪った直後の73分から途中出場し、ポーランド代表FWの2得点目をアシストするなど2-0の勝利に貢献している。
ミュラーは試合後、ドイツ『ARD』に「コーチがどのようなクオリティーを求めているのかわからない。しかし、僕の能力はその要求を100%満たしてはいないようだ」と先発を外れたことへの不満を口にしている。
ミュラーは、先日に行われたブンデスリーガ開幕節のレヴァークーゼン戦に先発したものの、最初に交代を命じられ、ブレーメン戦でもキングスレー・コマンに次ぐ2番目の交代枠で出場していた。アンチェロッティ監督の就任初年となる昨シーズンは、9ゴールのみと十分な成績を残せてはいない27歳のドイツ代表FWのチーム内での序列は下がっているようだ。
