2020-01-13-torino(C)Getty Images

冨安先発のボローニャ、トリノGKの前に沈黙…無得点で4試合ぶりの黒星

セリエA第19節が12日に行われ、トリノとボローニャが対戦した。

3試合負けなしのボローニャは冨安健洋が右サイドバックで先発。7分にはリッカルド・オルソリーニのコーナーキックに冨安が飛び込み、見せ場を作るが、惜しくもミートせず。直後に、ボローニャはミドルシュートを狙うも、サルバトーレ・シリグが冷静にはじき出した。

すると11分、トリノがワンチャンスを活かす。アンドレア・ベロッティが右サイド深くを突破すると、クロス。中でアレックス・ベレンゲルがワントラップから左足で流し込んだ。

その後もトリノの猛攻を耐えるボローニャだが、冨安も含めて出足が遅れる姿が目立ち、コンディションの差が顕著に見られる。しかし、1点ビハインドで後半に入ると、ボローニャは反撃。53分にはコーナーキックからロドリゴ・パラシオが合わせるが、右ポストに直撃する。さらに57分には、ロベルト・ソリアーノがDFとGKをひきつけてラストパスをパラシオに出し、流し込むだけだったが、痛恨のシュートミス。ボールはゴール左へと逸れ、ボローニャはこの日最大のチャンスを逃す。

終盤、ボローニャはフェデリコ・サンタンデールを入れ、パワープレーに出る。トリノの守備陣に圧力を与え始める。88分には、冨安からニコラス・ドミンゲスとつないで、スルーパスに抜け出したのはパラシオ。しかし、またもシリグが立ちはだかり、同点ゴールは生まれず。

結局、試合は1-0でトリノが逃げ切り、ボローニャにとっては4試合ぶりの黒星となった。

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