2018-04-21-oda(C)J.LEAGUE PHOTOS

内田篤人、19歳小田のミスにも「ケガでチャンスをものにした。DFってああいうもの」

鹿島アントラーズのDF内田篤人は、サイドバックの大先輩として19歳の小田逸稀に言葉を贈っている。

鹿島は21日、明治安田生命J1リーグ第9節で川崎フロンターレと対戦。小田にとって今節はリーグ戦2試合目の出場となったが、厳しい日となってしまう。立ち上がりから家長昭博のフィジカルを活かした激しい圧力にさらされると、自身のサイドを起点とされ、失点。後半にもバックパスのミスで3点目を献上し、ピッチでうずくまった。

1-4と完敗に終わり、ミスが高く付く結果となったが、内田は「よくやっていると思う」と話し、擁護する。

「あいつ何歳だっけ? 19? 19であれだけ、家長さんとか、向こうの外国人に食い付いてよくやっていると思うし。変な話、ケガでチャンスをものにしたと思うよ。(前節の)名古屋(グランパス)戦とか。対人強いし」

また、自身の経験も交えてDFはミスによって成長すると話す。

「DFって、ああいうものだから。俺も何回も失点絡んでいるし。変な話、こうやって反省して、次はないようになっていくので。俺がミスったときも(小笠原)満男さんとかソガ(曽ヶ端準)さんとか、全然文句言わなかったし。チーム全体の責任っていうことでチャラにして。ま、次やったら坊主(笑)そういう軽い気持ちでいいんだよ」

先輩として温かく見守りつつ、成長を促した内田。19歳の小田にとっても、鹿島でプレーする上で内田の存在は大きな助けとなりそうだ。

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