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内田篤人、西野新監督視察は「意識していたけど…」SBの難しさ語る

鹿島アントラーズのDF内田篤人は報道陣の多さに驚きつつ、試合後の取材に応じた。

鹿島は21日、明治安田生命J1リーグ第9節で川崎フロンターレと対戦。試合はホームの川崎に4発を浴びて1-4と敗戦を喫している。内田は川崎について「攻撃のクオリティは群を抜いているから」と賛辞を贈った。

内田にとっては前節の名古屋グランパス戦で復帰してから、リーグ戦では2試合連続で先発。前節同様に途中交代となったが、内田は「90分行きたかったけど」と話しながら、試合展開の上でやむを得ない戦術的交代だったと明かす。

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「90分行きたかったんだけど。多分、去年からユキ(伊東幸敏)と(西)大伍が、結構攻撃的で、負けているときにユキ入れるっていうのはあったと思う。それで戦術的な交代だと思いますけど。身体的には90分行けるし。こういう展開になっちゃうとなかなか難しいんだけど」

「サイドバックって地味なポジションなんで」と自嘲的な言葉も口にした内田。チームの出来に左右されやすい難しい位置であることを自覚しながらも、視察に訪れていた西野朗新監督の存在は意識していたという。

「意識はしてるんだけど、それ以上に難しすぎたね、今日のゲームが。先に1点取られて、押し込まれて、阿部(浩之)選手をつかむのと、車屋(紳太郎)選手も自由に動けちゃうからね、こういう展開になったら。イケイケじゃないけど。難しいですよ」

「ボランチとかトップ下やっちゃうかな」という冗談も口にした内田。公式戦ここ7試合で1勝と難しいチーム状況だからこそ下を向かない。

「今日から、今から準備しています。勝ちを呼び込めるように。地味なポジションですけど」

甘いマスクの下に勝者のメンタリティは身についている。常勝軍団復活のために戦いは続いていく。

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