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内田フル出場も、敵地で0ー1

8日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦ファーストレグ、トゥエンテ対シャルケの一戦は、0ー1でアウェーのシャルケが敗れた。DF内田篤人は、フル出場している。

久々に先発でピッチに立った内田は、序盤から積極的にプレーに絡み、攻撃にも顔を出した。しかし、試合は拮抗し、どちらもゴールが決まらない。

35分には、トゥエンテに決定機が訪れる。右サイドへの大きなボールが出るとDFがかぶって、ヨンがフリーで突破。必然的に反対サイドの内田が中に絞ると、ヨンはその空いたファーサイドにクロスを入れた。ここにシャドリが走りこんでボレーでとらえるが、クロスボールに懸命に食らいついた内田がコースを消す形となり、シュートは枠を外れた。

アウェーで無失点を続けるシャルケだったが、残り30分で窮地に立たされた。裏のスペースに抜け出したデ・ヨングをマティプが追う形になると、ペナルティーエリア右に入ろうというところで、デ・ヨングが転倒。審判の笛が鳴った。マティプとの接触はなかったようにも見えたが、レフェリーはPKを指示して、マティプにはレッドカードが提示された。さらに、このPKを決められたシャルケは、10人で1点を追いかけることになる。

同点に追いついて試合を終えたかったシャルケだが、やはり数的不利が影響して、大きなチャンスはつくれない。内田は、守備で奮闘するも、攻撃に転じる機会は減った。

結局、ファーストレグはホームのトゥエンテが1ー0で勝利。シャルケホームのセカンドレグは、15日に行われる。
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