10日、日本代表はブラジルと対戦し1－3で敗れた。この試合で途中出場でピッチに登場し、得点機を創出した浅野拓磨が試合を振り返っている。
投入時にヴァイッド・ハリルホジッチ監督に指示されたことについて「ボールを奪った瞬間、持った瞬間からの裏の飛び出しという（監督からの）指示を受けてピッチに入りました」と発言。
「前半（ベンチから）見ていて『シュートがないな』と感じていたので、たとえ入らなくても、無茶でも良いからシュートで終わろうかなというのはあったので積極的に行きました」
王国ブラジルと実際に対峙したことについては「やっぱりいろんなレベルの差は見せ付けられました。その中でもしっかり自分たちが頭を使って自信を持ってプレーしたら、何ができるのかもはっきりしたと思います。やれるという自信は今日つかめたと思う。（ブラジルとの）差はいきなり埋めることはできないですけど、差があるならあるなりに考えて、自信を持ってできたら、やれることはたくさんあるなと感じた」と発言。実力差が大きいことを認めつつも、自信を深めたようだ。
今後の課題を問われると「試合によって（課題は）変わってきますし、これを常にやっていたらいい試合になるのかどうかは分からないですけど……。一番言えるのは、どんな相手でも自信を持ってプレーすること。どんな相手でも本当にピッチの中で100％出し切るというのを一人ひとりが持てたらまた変わったゲームになってたと思いますし、それを今日は自分もゲームで感じられたのかなと思います」と述べている。
また、快足を生かしてシュートチャンスに持ち込んだことは、「（決められずに）今でもすごく悔しいです。あそこは精度を上げていく。次の試合でもああいう場面があったら、どんどん（敵陣に）入っていって、入るまでやるしかない。悔しいですけど、続けていくしかないと思います」と語り、得点機に絡むことの重要性を説いている。