10日にキリンチャレンジカップが行われ、日本代表はハイチ代表と3-3で引き分けた。先発出場した浅野拓磨(シュトゥットガルト)が試合を振り返った。
先発出場した浅野だったが、前半のみの出場となった。「前線の選手がゴールを取っているなかで、結果を残せていないのは、アピールとしてはちょっと欠けたかな」と、無得点に終わった試合を反省した。
「入りも悪くなかったと思いますし、攻撃の部分でも良い形から、チャンスをいくつか作れていましたし、悪くはなかった」としながらも、「決めるところを決めないと厳しいゲームになるなと改めて感じました」と試合展開を振り返った。
試合内容は「決して満足はできないけど、自分の特徴を生かして走ること、ゴール前に絡んでいくことは悪くはなかった」と限られた時間のなかでも収穫はあったようだ。
オーストラリア戦のゴールで代表定着に大きく前進した浅野だったが、10月の2連戦ではゴールという結果を残せなかった。今後、代表はさらに定位置争いという点でサバイバルと化していく。「クオリティを上げていかないといけないと常に思っている」と語る浅野は、「海外でやっている上で少しずつ良くなっているのかなとも思うけど、もっともっと高めていかないといけない」と、代表生き残りに向けて気を引き締めていた。
