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先制点アシストの長友佑都、大一番を楽しむ余裕「インテルでの経験が一番大きい」

2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選が8月31日に行われ、日本代表がホーム・埼玉スタジアム2002でオーストラリア代表に2-0で勝利。6大会連続のW杯出場権を獲得した。試合後、DF長友佑都(インテル/イタリア)がゲームを振り返った。

「これまで3大会、最終予選を経験してきましたけど、ここまで試合前から楽しめてというか、すごい緊張感もあるけどリラックスもしてるという状態は本当に初めてで」

そう語る長友は、オーストラリア戦で先制点をアシスト。7年目を迎えるイタリアで得た経験がこの大一番で活きた。

「やっぱりインテルの厳しい経験が一番大きいですね。向こうはメディアも厳しいし、ファンも厳しいし、そんな中でやってるというのは、自分の中でメンタル、芯の部分を強くしてくれてる部分もあるのかなと思います」

それでも長友は「とにかくインテルに帰ってもう人一倍やらなきゃいけないし。本当に厳しい戦いが待っている。ただ、自分自身コンディションもすごくいいし、今までやってきているトレーニングもそうだし、そういった部分は裏切らないからというのを感じながらやれているのは大きい」と向上心は尽きない。

長友は2010年と2014年のW杯を経験している。その経験からW杯までの1年で何をすべきなのか理解している。

「例えば、日本代表の選手がインテルに来て、みんながレギュラー争いできるぐらいのレベルにならないと、本当の意味で世界での勝負はできないかなと思っているので。でも、その努力は一人一人間違いなくできるので。どれだけその意識をそれぞれが持てるかなというところだと思う」

「今やっている自分の日々のトレーニングとか、食事面もそうだし、全て含めて、やってることは間違ってないということを僕は確信してるので。だからこの1年でもっともっと上積みして、レベルを上げていければ、進化した自分が1年後にいるんじゃないかな」

一方で、W杯での悔しい経験もしている。「あの悔しさはとにかく心の中にずっと残り続けているので。それを癒せるのはW杯の舞台で活躍する自分の姿でしか晴らせないと思っています。今でもずっと残ってますから」とW杯での悔しさはW杯で晴らすしかないと考えているようだ。

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