明治安田生命J1リーグ第27節が23日に行われ、IAIスタジアム日本平では清水エスパルスとサンフレッチェ広島が対戦した。試合は3-1で広島の勝利。広島DF水本裕貴が終盤の展開を振り返った。
広島は6分、水本のヘディングシュートで先制する。その後、広島の1点リードで終盤を迎えたが、84分に清水FW鄭大世にゴールを決められ、同点とされる。苦しい展開となったが、水本は「(ヤン・ヨンソン)監督も言ってましたけど、内容としてはあまり良くなかった。ですけど、苦しい中でも絶対に2失点目はしないようにディフェンスラインで話していました」と振り返る。
1-1で迎えた後半アディショナルタイム、広島はFWパトリック、MFフェリペ・シウバのゴールで2点を奪う。試合は3-1で広島の勝利。「絶対に2失点目はしない」という気持ちが、勝利につながった。水本も「踏ん張ったからこそ2点目、3点目が(決まった)」と感慨深く話す。
「今日も苦しかったですけども、試合に出ている選手、ベンチに残っている選手、全員が戦って、そのおかげで勝ち点3を取れた」と、満足げに語る水本。今後に向けては「もっともっと、本当はゲーム支配したかった。いまできることを自分たちは全力でやっています。その上で勝っていかないと」と、巻き返しを誓った。
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