明治安田生命J2リーグ第32節が10日に行われ、味の素スタジアムでは東京ヴェルディと松本山雅FCが対戦した。試合は2-1で松本が勝利。試合後、先制点を挙げた松本MFパウリーニョが、ゴールパフォーマンスについて語った。
パウリーニョは54分、相手ペナルティエリアの手前でボールを奪うと、右足でコントロールされたシュートを放つ。このシュートがネットを揺らし、松本が先制。ゴールを決めた後、パウリーニョは味方の選手を集め、ゆりかごパフォーマンスを披露した。パウリーニョは、次のように説明する。
「8月1日に息子(第2子・長男)が生まれたので、その息子にささげるパフォーマンスでした。ずっと息子のために、点を決めたいという気持ちがあったので、決められて良かったです」
記者から「長男へ一言伝えるとしたら?」と質問されると、パウリーニョは「難しいですね」と少し悩んだ様子を見せる。そして「もし1つの単語にするとしたら“夢”」だと回答。「いま、夢みたいな人生を歩んでいる最中で、2人目の子供が生まれました。家族とともに過ごし、選手として夢みたいな人生を送れていることに感謝しています」と、充実した表情で続けた。
残り10試合で、松本はプレーオフ出場圏内の5位。「もっと良くしたい部分はあるのですが、いまは自信に満ちあふれたプレーをしているので、それを継続すること」が重要と話し、「サポーターも遠いところまで足を運んでもらって本当に感謝している。一緒に(J1昇格という)夢を叶えましょう」と、力強く語った。
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