2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選 第9戦が31日に行われ、日本代表は埼玉スタジアム2002でグループB3位のオーストラリア代表と対戦した。日本は浅野拓磨、井手口陽介のゴールで2-0とオーストラリアを下し、ロシアW杯出場権を獲得。6大会連続となる、本大会への切符を勝ち取った。
今予選ですべての試合にフル出場したDF吉田麻也はすでに本大会へと目を向けている。
「前回のW杯の反省を踏まえると、この1年、今シーズンの出場時間数がすごく大事になってくると思います。僕だけじゃなくて、各々がチームで出る時間を確保して、コンディションが良い状態でW杯に臨まなければいけない。10、11、来年3月のシリーズにどこと対戦して、どういう強化をするのかが重要になってくると思いますが、僕たちは自分にできることを集中したい」
また、オーストラリア戦では井手口陽介、浅野拓磨という若きニューヒーローが誕生し、チームにとって競争がポジティブであることを改めて示した。
「苦しい状況を乗り越えてこそ成長できると思いますし、その中でフェアな競争があるというのは、さらに成長をうながしてくれると思います。W杯に向けて、もっともっと、今まで出ていた選手から新しい選手がポジションを乗っ取るような戦いが常にあればと思います」
「苦しい試合を何度も乗り越えてきて、強くなったと思いますけど、W杯で勝つためにはまだまだ足りないところがたくさんあるので、ここで一旦置いておいて、新しいページを開いて、W杯で勝つためにということを考えたい」
