元イタリア代表監督のマルチェロ・リッピ氏が2日、イタリア国営放送『Rai』のラジオ番組に出演してインタビューに応じ、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)を振り返った。
リッピ氏は、かつてユヴェントスやインテルなどビッグクラブの指揮官を務め、2006年にはイタリアを率いてW杯を制した。近年は、中国を舞台に活躍を続けていたが、昨年11月に代表指揮官の座を退任。母国イタリアへと戻った。新型コロナウイルスが猛威を振るう現在、71歳のリッピ氏は故郷ヴィアレッジョの自宅に籠って日々をやり過ごしており、「小さいが散歩できる庭があって良かったよ」と明かす。
そんなリッピ氏は、ドイツW杯を回想。フランスとの決勝(PK戦5-3でイタリアが勝利)において、自身のユヴェントス時代の愛弟子ジネディーヌ・ジダンがマルコ・マテラッツィの挑発に耐え切れず、頭突きを見舞って退場処分を受けた瞬間を振り返った。
「2006年W杯のすべての試合を見直したよ。ベルリンでの決勝は何回見たか?あの試合は頻繁に見ている。これまで20回くらいは見ただろうか。我々にとって良い結果で終わるからね。しかしマテラッツィに対するジダンの行為にはかなり驚いたよ。私はユヴェントスでジネディーヌを指導したが、彼は素朴で謙虚で頭も良く、素晴らしい人物だからね」
またイタリア人指揮官は、フランスとのPK戦の5人目のキッカーにファビオ・グロッソを抜擢した理由を明かした。
「上手い選手はすでに指名してしまっていた。そこでオーストラリア戦の90分にPKを誘発し、ドイツ戦では延長後半終了間際にゴールを決めたグロッソのことが思い浮かんだ。『君は終了間際の男だから、君が5人目のキッカーだ』と伝えると、『何で僕が?』と言われたよ」▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
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