元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏が30日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、セリエAやサウジアラビアサッカーなどについて語った。
プランデッリ氏はまず、イタリアのカルチョについて見解を示した。アッズーリは昨年のカタール・ワールドカップ出場を逃したほか、今月に行われたネーションズリーグ・ファイナルズでは、準決勝でスペインに敗れて敗退。U-21イタリア代表もパリ五輪出場権を逃すなど、低迷が続いている。
プランデッリ氏は、「イタリアのカルチョは、『我々が戦術で世界一だ』と言い始めた時から止まってしまった。戦術は良いが、それだけではダメだ。私なら、15歳になるまで戦術の指導を廃止したい」と指摘。イタリアの特徴である戦術を重視しすぎることにより、デメリットが生じていることを示唆した。
また、元イタリア代表指揮官は、今夏の移籍市場で存在感を示すサウジアラビアのオイルマネー補強にも言及。「即効性はあるが、毎年のように(クリスティアーノ)ロナウドや(カリム)ベンゼマを見つけられるわけではない。未来はない」と断言した。
さらにプランデッリ氏は、クラブのレジェンドであるパオロ・マルディーニ氏との別れを決断した米レッドバード資本のミランや、前経営陣の不正問題により欧州カップ戦への出場権を剥奪される可能性のあるユヴェントスにも触れた。
「マルディーニは、再びスクデットをもたらしたバンディエラだ。合意に至ることがなかったのには驚く。投資ファンドが何を求めようとしているのかを理解する必要がある。彼らが金儲けを望んでいることは覚えておくべきだ。ユヴェントスの問題は、イタリアのカルチョのイメージ的に良くないが、守るべきルールがある。ユーヴェは方向転換しなければならない」
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