セリエBフロジノーネの指揮官を務める元イタリア代表DFのアレッサンドロ・ネスタが27日、インスタグラム上のライブ配信で元同僚のクリスティアン・ヴィエリ氏と退団し、自身のキャリアを振り返った。
若くしてラツィオの主力として活躍し、ミランでは数々のタイトルを獲得したネスタ。かつてイタリア史上最高峰のDFの1人として高く評価された元ミランDFは、現役引退後、ピッチから離れた生活に慣れず、苦しい時期を過ごしていたことを明かした。
「引退から6カ月が経った頃、精神的につらくなり、非常に苦しんだ。妻もそんな私に耐え切れないようだった。その後、(マルコ)マテラッツィから連絡が来てインド行きを誘われた時は、すぐに荷物の準備をしたよ。今は指導者として活動することで解消できているが、やはりプレーするのは違う。プレーしている時は自分の好きなことだけをすればよいが、監督は他の事にも山ほどエネルギーを費やさなければならない。それでも指導者としての仕事は最高だよ」
生粋のラツィオファンであるネスタは、1985年に下部組織に加わると、1994年にセリエAデビューを果たし、クラブのバンディエラとして活躍した。しかし2002年、クラブの財政難によりミラン移籍を余儀なくされた。
「生涯ラツィオでキャリアを送りたかったか?当時だったら移籍は望まなかっただろう。それでもミランでは偉業を達成することができたからね。ラツィオでの日々は最高だったが、最後のシーズンは非常につらかった。私は主将を務めていたが、クラブの役員会のメンバーでもあり、何も分からないのに財政会議にも出席しなければならなかった」
「チームメートには年俸について聞かれるし、すべてが物凄いストレスになっていた。一定の距離を保つことができる外国人選手のことを羨ましく思っていたよ。それがミラン移籍で解放された。おかげでカルチョのことだけを考えられるようになった」
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