2017-08-24-japan-ueda-miura©Getty Images

元代表・秋田氏からDF陣の経験不足指摘も…ハリル「能力のある選手だと思って選んでいる」

日本サッカー協会(JFA)は24日、2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選のオーストラリア戦(8/31)、サウジアラビア戦(9/5)に臨む日本代表27名を発表した。

今回の代表メンバーにはセンターバック(CB)として、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、昌子源(鹿島アントラーズ)、植田直通(鹿島)、三浦弦太(ガンバ大阪)の4名が選ばれた。DFの主軸である吉田と、6月のイラク戦に先発した昌子がCBのコンビを組むことが濃厚な一方で、植田と三浦というA代表出場経験のない2名がバックアップを務める模様だ。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は最終ラインの4人について「植田や三浦など若い選手は少し恐れもあるが、忍耐強く接したい。麻也と昌子はここ長い間、安定したプレーを見せてくれている」と評価したが、これについて元日本代表DF秋田豊氏が「経験のある吉田や昌子がケガをしてしまったら、経験のないCBを途中から出すのは難しいのでは?」と質問した。

それでも、ハリルホジッチ監督は「それは悲観的な見方だと思う」と反論。「(秋田氏は)元選手だと存じ上げているし、日本選手のメンタリティも知っていると思う。日本では若手を信頼して使うというところが少し欠けている」と日本サッカー界全体として、若手選手の起用に消極的だと指摘した。

さらに「日本には常に年配を尊重する伝統があることは知っている」と日本の文化には理解を示しつつ、「イングランドやフランスでは18歳でデビューする選手もいる。フランスでは(ウスマン)デンベレや(キリアン)ムバッペらが選ばれている」と欧州を例に出し、「どこかのタイミングで経験を積み上げることも必要だ。私は能力のある才能のある選手だと思って選んでいる」と植田や三浦への信頼を強調した。

▶サッカーのライブを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう
広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0