元レヴァークーゼン監督のロジャー・シュミットが中国スーパーリーグの北京国安の指揮官に就任することが明らかとなった。
シュミットは2014-15シーズンからレヴァークーゼンの指揮官に就任した。シュミットの下、レヴァークーゼンはハイプレスを基盤にスピーディーなサッカーを展開。就任初年度は4位、2015-16シーズンは3位と上位に食い込んだ。しかし2016-17シーズン、開幕前は優勝争いに加わることが期待されていたものの、パフォーマンスは安定せず、優勝争いに加わることはできなかった。そして、3月にシュミットは解任されていた。
中国国安の発表によると、シュミットはクラブと2年半の契約を結んだ模様で、7月1日からチームの指揮を執るようだ。クラブは以下のような声明を発表している。
「ロジャー・シュミットを監督に任命できて嬉しく思っている。シュミットは発展を遂げるドイツサッカー監督の中でも際立った存在だ。レッドブル・ザルツブルクとバイヤー・レヴァークーゼンで見せた素晴らしいサッカーは世界中から称賛された。チュミットが中国国安に新たな勢いをもたらし、新たな次元に導いてくれることを確信している」
