元ミランDFが約20年前に受けた圧力を告白…「マフィアが追い出そうとした」

元ナイジェリア代表DFのタリボ・ウェスト氏が、ミラン時代にマフィアによってキャリアを妨害されたと告白している。『Score Nigeria』に語られた内容をスペイン『アス』が伝えた。

現在45歳のウェスト氏は現役時代にオセールやインテルで活躍し、1999年にミランに入団。しかし、わずかセリエA4試合の出場機会しか与えられず、1年後にクラブを去ることとなった。

当時を振り返るウェスト氏は、マフィアの中に自身をミランから追い出したい勢力がいたことを明かしている。

「マフィアは私をミランから追い出すために、持てるあらゆる力を使った。彼らは追い出すために必死で、報道機関を通して悪意のあるストーリーを作り出した。私が絶望的な負傷を負ったというものだ」

「医師は賄賂を受け取って私が負傷したと言ったが、あれは嘘だった。彼らはアフリカ人選手が（パオロ・マルディーニやアレッサンドロ・コスタクルタなどの）ベテランディフェンダーに取って代わることなど考えられないと感じ、そうしたんだ」