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元ミラン名物会長、ダービーでインテルに敗北の古巣に皮肉「少し見ただけで落胆した」

かつてミランを率いたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、古巣の現状に不満を感じている。

元ミラン名誉会長のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が22日、イタリアメディア『メディアセット』のインタビューに応じ、古巣のミランについて皮肉を述べた。

ベルルスコーニ氏は1986年2月から31年間にわたってミランのオーナーとして活躍。イタリア国内、ヨーロッパ、世界のタイトルを合わせて29個獲得するなど、ミランの黄金期を築いた。元ミランの名物会長は、昨年9月にモンツァを買収して1年半ぶりにサッカー界に復帰。ミラン時代の盟友アドリアーノ・ガリアーニ氏やミラン下部組織出身で元ミラン監督のクリスティアン・ブロッキと再びタッグを組み、セリエB昇格を目指している。

ベルルスコーニ氏はインタビューでインテルとのミラノダービーに0-2と敗れた古巣について問われると、不満を口に。一方、今シーズンからは指揮を執っており、元ミラン会長が好む2トップを採用するマルコ・ジャンパオロについては見解を示すことを避けた。

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「テレビで見ていられなかったよ。ミランのプレーには、少し見ただけで非常に落胆させられたからね。ジャンパオロは私やガリアーニが推薦したわけではない。ミランが彼を選んだ。誰の目にも素晴らしい指揮官であるように映っていたしね。私は彼のことを知らないから、判断することはできないよ」

続いて、元ミラン会長は以前から推しているトップ下のFWスソについても言及。活躍できない理由は周囲にあると主張した。