元チェルシーFW、移籍市場で大苦戦のマンチェスター・Uに「もうトップ選手を魅了できない」

チェルシーやバルセロナでプレーしたエイドゥル・グジョンセン氏は、ストライカー確保に苦戦したマンチェスター・ユナイテッドにトップ選手を魅了するだけのものがないと主張した。

2013年のプレミアリーグ制覇を最後に凋落するマンチェスター・U。今シーズンもここまで不安定な戦いを続け、首位を走る宿敵リヴァプールと勝ち点38差の7位に位置するなど厳しい状況が続いている。

そんななか、チームの立て直しを図る同クラブは1月の移籍市場で補強を目指す。中でも、負傷中のマーカス・ラッシュフォードに代わるFW獲得が急務と考えられ、アーリング・ハーランドやジョシュア・キングらの移籍に動いていたものの、いずれも空振りに終わり、移籍市場閉幕寸前に辛うじてオディオン・イガロのローン移籍に成功する。

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非常に難しい冬の移籍市場を過ごしたマンチェスター・Uに対して、イギリス『スカイスポーツ』でグジョンセン氏は「この移籍市場でベストストライカーが市場に並んでいたとは思えない。ただ、ベストストライカーが金輪際ユナイテッドに加入したがることはないだろう」と低迷する名門のブランド力が低下していると語った。

また、同じくチェルシーでプレーしたジミー・フロイド・ハッセルバインク氏は、イガロについて「彼は一番ラッキーな男になったはずだ！中国に行って2年半の間、誰も彼のことを見ていなかったのに、ローンでユナイテッドに加入だ」と話し、市場閉幕間際の駆け込み補強へ疑問を呈した。

「リヴァプールやマンチェスター・シティ、さらにチェルシーからも後れを取る彼らには大きな仕事が必要だった。誰かを補強する必要があった。その中で、彼（イガロ）はメインターゲットではないし、2番手や3番手の候補だったとしても十分に驚きだ」

「彼らにどれだけ補強費用があるのかわからないが、彼らはマンチェスター・ユナイテッドだ。例えば、どうして（ダニー）イングスに金を投じない？もしくはウルヴスの（ラウール）ヒメネスに資金をなげうっても良かったはずだ」

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