Marcos Senna VillarrealGetty Images

元スペイン代表セナ「マンチェスター・U行きは実現しなかった」2006年当時の逸話を語る

ブラジル生まれの元スペイン代表MFマルコス・セナが、かつて自身がマンチェスター・ユナイテッド入り寸前だったことを明かしている。

セナは『Goal』のインタビューを通して現役時代について回顧。2006年当時のことを「代理人とあの時、確かに話をしていたよ。だけど結果的にビジャレアルに残ることに決めたんだ」と明かしている。

「(アレックス)ファーガソン監督と話す機会はなかったんだけどね。確かにプレミアリーグへ行く可能性がかなり高かった。だけど当時、私の妻が身ごもっていたこともあって、環境を変えることが得策じゃないと思ったんだ。もちろんオールド・トラッフォードでプレーしてみたいと思っていたことは事実だ」

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「ユナイテッドも返答を求めてきていたけど、結果としてまとまらなかったね。だけど当時、ビジャレアルは効果的な補強を次々に行っていて、素晴らしいチームになるはずだと私も確信していたんだよ」

「ビジャレアルは素晴らしいチームを作っていた。(ロベール)ピレス、ニハト(カフヴェチ)、(ジュゼッペ)ロッシなどを次々に確保してね。戦えるチームになっていった。それにビジャレアルは(05-06シーズン)チャンピオンズリーグで準決勝まで勝ち進んだし、良いチームだったよ。(マヌエル)ペジェグリーニ監督も明確なビジョンを持っていたし、結果として僕も契約を延長することになった」

また、セナ自身は2002年から2013年までビジャレアルに在籍したが、当時は異なる道に進む可能性があったことも明かしている。

「ビジャレアルは2002年当時、ジウベルト・シウバ獲得を検討していたみたいなんだ。だけど彼は負傷したエメルソンの代役として2002年のワールドカップメンバーに入り、W杯で優勝メンバーになった。それで市場における注目度が一気に高まったんだ」

「結果としてビジャレアルはジウベルトの獲得を諦め、後に彼はアーセナル行きが決定した。ビジャレアルの幹部はFWを求めてブラジルまでスカウトに来ていた。だけどFWと契約を結ぶことはなく、結果としてMFの私がビジャレアルに入ることになったのさ」

1976年生まれのセナはブラジルのリオ・ブランコ育ちで、アメリカSP、コリンチャンス、ジュヴェントゥージ、サンカエターノを経て2002年からビジャレアルに在籍。後に帰化してスペイン代表入りを果たし、2006年のドイツW杯、EURO2008では、シャビ、アンドレス・イニエスタなど技巧派ぞろいのスペイン代表中盤においてバランサー務め、存在感を示した。2013年にビジャレアルを退団し、アメリカのNYコスモスで2年間プレーした後、2015年にスパイクを脱いでいる。

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