元インテルMFベロン氏が分析「ラウタロはアグエロ、バティ、クレスポのミックス」

元インテルのフアン・セバスティアン・ベロン氏は、独特な表現でラウタロ・マルティネスの特徴を述べた。

元アルゼンチン代表のスター、フアン・セバスティアン・ベロン氏が、3日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、インテルのFWラウタロ・マルティネスについて自身の見解を示した。

22歳のラウタロは今シーズン、アントニオ・コンテ率いるインテルにおいてリーグ戦で8得点をマーク。すでに昨シーズンの6ゴールを超える成績を残し、現在首位を走るインテルをけん引している。そんなラウタロについて、元インテルのベロン氏が自身の考えを述べた。

「彼はわずか22歳ながらもパーソナリティーを持っている。それに質、量ともに兼ね備えた選手だ。彼のパフォーマンスを見ると分かるが、ラウタロは様々なことをやってのけ、それもほぼすべて上手にこなす。FWのタイプとしては、当然（ガブリエル）バティストゥータのような典型的なセンターフォワードとは言えないが、万能なFWと言える。必要なクオリティはすべて持ち合わせている。技術に優れ、空中戦も上手い。それにスピードもある」

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続いてベロン氏は、インテルFWについて、他の選手との比較を求められると、持論を展開した。

「比較は不可能だ。なぜならラウタロはミックスされているからね。説明しよう。彼には（セルヒオ）アグエロのような動きがある。特にチームが攻撃に上がり、彼がマークを外し、パスを受けるときなどね。それにシュートには、バティストゥータのような威力がある。同時にエリア内では、（エルナン）クレスポのようなずる賢さもある。常に正しいタイミングで正しい位置に陣取ることができる」

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