2018FIFAロシア・ワールドカップのグループリーグ組み合わせ抽選会が、現地時間12月1日、ロシアの首都モスクワにあるクレムリン内の国立クレムリン宮殿で行われる。
グループリーグの抽選では、各グループの実力を均衡させるため出場32カ国を8チームずつ、1~4つのポットに分ける。10月に発表されたFIFAランキングを参考に、開催国のロシアと出場国の上位7チームがポッド1に入り、以降8チームずつポッド2、ポッド3、ポッド4に振り分けられる。
A~Hのグループには、ポット1~4から各1チームずつが振り分けられる。原則的に、同じ連盟の出場国は同一グループには入らない(ヨーロッパは2つまで入る可能性がある)。
■最も過酷な“死の組”とは?
開催国のロシアがポット1に入ったことによって、10月の時点でFIFAランク8位だったスペインはポット2に回ることとなった。ポット1のブラジルやドイツなどともに、過去にW杯優勝経験のある2チームが同居する以下のような組み合わせも考えられるだろう。
●パターン1
ブラジル
スペイン
スウェーデン
ナイジェリア
●パターン2
ドイツ
スペイン
セネガル
日本
また、1966年大会で優勝経験のあるイングランドもポット2に入ることに。このため、歴史的にも“因縁”のあるドイツと同組になるパターンも考えられる。
●パターン3
ドイツ
イングランド
エジプト
ナイジェリア
2002年日韓大会のグループF(スウェーデン、イングランド、アルゼンチン、ナイジェリア)や、2014年ブラジル大会のグループG(ドイツ、アメリカ、ポルトガル、ガーナ)など、過去にも強豪国がひしめき合う“死の組”が生まれてきたワールドカップ。来夏ロシアの地でも、非常に厳しいグループができる可能性も十分にあるだろう。
運命の抽選会は、日本時間で12月1日の24時から始まる。
以下、ロシアW杯のポット分け一覧。
・ポット1
ロシア(開催国)
ドイツ
ブラジル
ポルトガル
アルゼンチン
ベルギー
ポーランド
フランス
・ポット2
スペイン
ペルー
スイス
イングランド
コロンビア
メキシコ
ウルグアイ
クロアチア
・ポット3
デンマーク
アイスランド
コスタリカ
スウェーデン
チュニジア
エジプト
セネガル
イラン
・ポット4
セルビア
ナイジェリア
オーストラリア
日本
モロッコ
パナマ
韓国
サウジアラビア
