レアル・マドリーのティボー・クルトワは、サポーターにリスペクトを求めた。
3日のラ・リーガ19節でアトレティック・クルブの本拠地に乗り込んだレアル・マドリーは、キリアン・エンバペの2ゴールと、エドアルド・カマヴィンガの得点で3-0で快勝した。
この試合では、ヴィニシウス・ジュニオールがアトレティック・クルブのサポーターのターゲットにされ、ボールを触るたびにブーイングを浴びる。これを受け、同選手は3-0でリードしていた後半にスタンドに対して3本の指を立ててスコアラインの"3-0"を示すジェスチャーをしてやり返す場面もあった。
サポーターから敵意を向けられるのはヴィニシウスだけではない。先日にはバルセロナのロナルド・アラウホがメンタルヘルスの問題で休養が認められ、チームから離脱していた。
これを受け、クルトワは試合後に「僕たちは1人の人であり、人間であり、機械ではないんだ。アラウホに起きたことに目を向けてほしい。最終的には誰だって彼のようになってしまう」と話し、以下に続けた。
「チェルシーと対戦したバルセロナの試合後にあったことに目を向ければ、アラウホがソーシャルメディアを通して受け取った誹謗中傷は…、あれがすべての始まりだった」
「試合の中で相手チームに対して野次とかを言ったりすることは問題ないけど、侮辱を伴う必要はない。良い雰囲気を作り出すこともあると思うけど、リスペクトが欠けていると思う。僕たちは人間なんだ」
.jpeg?auto=webp&format=pjpg&width=3840&quality=60)

