Vinicius Junior Real Madrid 2025Getty Images

「僕たちは機械じゃない、人間なんだ」レアル・マドリーGKクルトワがヴィニシウスらへの誹謗中傷が続く中リスペクトを求める

レアル・マドリーのティボー・クルトワは、サポーターにリスペクトを求めた。

3日のラ・リーガ19節でアトレティック・クルブの本拠地に乗り込んだレアル・マドリーは、キリアン・エンバペの2ゴールと、エドアルド・カマヴィンガの得点で3-0で快勝した。

この試合では、ヴィニシウス・ジュニオールがアトレティック・クルブのサポーターのターゲットにされ、ボールを触るたびにブーイングを浴びる。これを受け、同選手は3-0でリードしていた後半にスタンドに対して3本の指を立ててスコアラインの"3-0"を示すジェスチャーをしてやり返す場面もあった。

サポーターから敵意を向けられるのはヴィニシウスだけではない。先日にはバルセロナのロナルド・アラウホがメンタルヘルスの問題で休養が認められ、チームから離脱していた。

これを受け、クルトワは試合後に「僕たちは1人の人であり、人間であり、機械ではないんだ。アラウホに起きたことに目を向けてほしい。最終的には誰だって彼のようになってしまう」と話し、以下に続けた。

「チェルシーと対戦したバルセロナの試合後にあったことに目を向ければ、アラウホがソーシャルメディアを通して受け取った誹謗中傷は…、あれがすべての始まりだった」

「試合の中で相手チームに対して野次とかを言ったりすることは問題ないけど、侮辱を伴う必要はない。良い雰囲気を作り出すこともあると思うけど、リスペクトが欠けていると思う。僕たちは人間なんだ」

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