念願のビッグクラブ移籍がまたしても潰えたレスター・シティのリヤド・マフレズが2日連続で練習を欠席した。
今冬、マンチェスター・シティが移籍市場終盤になってマフレズの獲得に向けてオファーを提示。同選手もビッグクラブ移籍に前向きで、レスターにトランスファーリクエストを提出したものの、両クラブは金銭面で折り合わず、移籍は不成立に。
ビッグクラブ移籍を懇願するマフレズは、昨夏もローマ移籍に近づいていたものの、レスターが高額な移籍金を要求するなど交渉はまとまらず、クラブに不信感を募らせている。さらに、同選手がクラブの姿勢に“深く傷ついている”と近親者が明かしていた。そして、移籍市場閉幕の翌日1日のチーム練習を欠席したアルジェリア代表MFは、2日の練習にも姿を現していない。
以下に続く
マフレズの2日続けての欠席を受け、同選手に気持ちを整理するよう伝えたクロード・ピュエル監督はアルジェリア代表FWが3日のスウォンジー・シティ戦に欠場すると発表した。
「我々は彼の決断を尊重しなければならない。彼をこの試合に起用しないことは我々のチームにとって最善の策だ。リヤドの気持ちの整理がつけば、彼がプレーできるか評価する。この状況は我々にとっても簡単なものではないが、今は前を向き、フットボールのことに集中する必要があると思う」
「彼は素晴らしい選手で、我々にとって不可欠な存在だから、リヤドにはチームに帰ってきてほしい。彼の失望は理解できるし、彼のキャリアにとって良いチャンスだった。でも、今は彼がチームメイトともに笑顔でいられることを望んでいる」