パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表MFネイマール獲得を狙うバルセロナは、資金繰りに頭を悩ませることになりそうだ。スペイン『アス』が報じている。
今夏のPSG退団が取り沙汰され、去就が注目を集めているネイマール。レアル・マドリーやユヴェントスの動きも伝えられているが、直近の報道によればバルセロナがリードしていると見られている。
そして、『アス』が分析するところでは、バルセロナはネイマール獲得に際して総額5億ユーロ(約586億円)を捻出する必要に迫られるようだ。
その内訳として最初に挙げられているのが、1億7000万ユーロ(約199億円)とされる移籍金だ。バルセロナは8500万ユーロずつに分割して、今夏と次のシーズン終了後に支払う意向だという。
さらに、考えなけらばならないのが高額なサラリーだ。ネイマールはバルセロナで年俸2200万ユーロを受け取っていたが、PSGでは3700万ユーロに上昇。フランスから離れるという願望を実現するために賃金カットを受け入れる可能性があるが、それでもスペインで手取り3000万ユーロ(約35億円)を稼ぐとすれば、税金込みで約6000万ユーロ(約70億円)を用意しなくてはならない。
もしネイマールが5年契約を結ぶとなれば、移籍金1億7000ユーロと契約期間中の給与総額3億ユーロを合わせて、合計費用は4億7000万ユーロ。諸々の手数料を加えれば、約5億ユーロがかかる計算になるようだ。
■膨れる債務。迫るFFP問題
また、カタルーニャのラジオ『RAC 1』によれば、バルセロナは既にネイマール資金として予算の借り入れを準備している模様。同クラブは6月30日時点で長期債務1億8900万ユーロ(約222億円)、短期債務4億9200万ユーロ(約577億円)を抱えていると伝えられており、経理部門にとってネイマールの加入はさらなる頭痛の種になりそうだ。さらに、バルセロナはファーストチームの賃金として年間合計5億9500ユーロ(約697億円)を費やしているとされるが、これは9億6000ユーロ(約1125億円)の予算のうち62%を占める。FFPでは70%の上限が設定されており、ネイマールの加入でひっ迫した状況になるかもしれない。
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