日本代表MF伊藤達哉は、完全移籍でブンデスリーガ2部ハンブルガーSV（HSV）からベルギーのシント＝トロイデン（STVV）に渡ることになるようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
現在22歳の伊藤は、先日ヴィッセル神戸に移籍した元日本代表DFの酒井高徳に続いてHSVを退くことになるようだ。新天地は日本企業DMM.com社が運営するSTVVが濃厚となっている。伊藤は、GKシュミット・ダニエルやFW鈴木優磨とともにプレーすることになる。
『ビルト』曰く、伊藤はすでに現地入りしており、メディカルチェックを通過したとのこと。STVVは、伊藤の獲得に向けてHSVに移籍金150万ユーロ（約1億8000万円）＋ボーナスを支払うことで合意に至ったという。交渉は細部を詰めを残すも取引の成立は決定的と見られ、近々に移籍が正式に発表される見通しとなっている。
2015年夏に柏レイソルの下部組織からHSVのU-19チームに渡った伊藤は、その翌年に同クラブの2軍にあたるU-21チームに引き上げられると、2017－18シーズンの途中からトップチームに昇格してそこでは主に左ウィングとして公式戦37試合に出場（3アシスト）。昨シーズンの終盤には2軍に戻されると、夏に就任したディーター・ヘッキング新監督の構想にも含められず、HSVからの移籍の意志を固めたようだ。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です
