2017-10-15-internazionale-yuto-nagatomo(C)Getty Images

伊紙が長友佑都に賛辞「批判されたが彼は非常に貴重な選手。守備には必ずいる」

コッパ・イタリアのミラノダービーにフル出場したインテルの日本代表DF長友佑都について、イタリア紙『イル・ジョルナーレ』が称賛している

長友は昨シーズン終了後、チームの構想外となり移籍のうわさも浮上していた。しかし新シーズンを迎え、指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を勝ち取ると、期待の若手DFダウベルト・エンリケを差し置きレギュラーの座に君臨。今シーズンのインテルの快進撃を支えた。

しかし11月の代表戦明けに行われた19日のアタランタ戦では、左サイドバック3番手と見られていたDFダヴィデ・サントンにポジションを奪われた。サントンが好パフォーマンスを見せたこともあり、その後リーグ戦では6戦連続でベンチスタートが続いている。

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苦しい状況が続いていたが、コッパ・イタリアでは5回戦ポルデノーネ戦に引き続き、準々決勝ミラン戦でもフル出場を果たした。インテルは延長戦の末、途中出場の19歳FWパトリック・クトローネに決勝ゴールを奪われて敗れたが、長友は高評価を得ている。

「かなり批判されたものの、彼は非常に貴重な選手だ。攻撃面で特に目立つことはないが、守備では彼は必ずいる」と綴り、チームが押し込まれた場面において、必ず頼りになる選手であると称えている。採点では守護神のGKサミル・ハンダノビッチと並ぶチーム最高点「6,5」を与えられている。

インテルの次戦は30日に行われる5位ラツィオ戦との上位対決となる。右サイドバックのDFダニーロ・ダンブロージオがケガで離脱する中、リーグ戦において長友に再びチャンスは巡って来るのか、注目されるところだ。

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