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日本はコパ・アメリカ2019グループC第1節でチリと対戦したが、大会2連覇中の王者に0-4と完敗した。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が18日、試合を分析した。
20年ぶりの南米選手権参戦の初戦、日本は久保建英や中島翔哉、大学生の上田綺世らを先発で起用。まずまずの入りを見せた日本だが、徐々にチリの圧力に押されると、41分にCKからエリック・プルガルにヘディングシュートを叩きこまれる。さらに、54分にもエドゥアルド・バルガスにネットを揺らされて失点。後半にもアレクシス・サンチェス、そしてバルガスに2点目を奪われた日本は、4失点で完敗した。
■伊紙は日本のミスを指摘「チャンスを芝に捨てた」
イタリア紙は、「破壊的なチリに日本は押しつぶされる」との見出しで、「前大会王者が堰を切ったように躍動した」などと報じた。「状況が厳しくなると、チリは実力を見せる。今回、“沈みゆく王者”と見なされていたが、第1戦の日本戦でその正反対であることを示し、見返した」とチリの底力を称えた。
だが試合がチリの大勝に終わったことについて、「日本にも落ち度は多くある」と指摘。「モリヤス(森保一監督)のチームはアプローチに失敗し、試合のほぼ半分をプレゼントしてしまった。0-2までの間に少なくとも3回は絶好のチャンスがあったが、芝生の上に捨ててしまった」と続けた。「ナカジマやシバサキ(柴崎岳)からウエダに対し、脅威となりえる完璧なアシストが届いた。だが20歳FWは(ガブリエル)アリアスを前に決まったも同然の2ゴールを無駄にしてしまった」とコメントした。
一方、レアル・マドリー移籍が発表されたばかりの18歳FW久保については、プレーを称えた。「クボの方が良かった。待ちに待った若きスターは、願った結果を得ることはできなかったが、モルンビー(スタジアム)の観客に極上のプレーをプレゼントした」と綴った。「後半、(アルトゥーロ)ビダルと(ガリー)メデルをまるでボーリングのピンのように脇に退けたプレーには拍手を送るべきだ」と称賛している。
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「※」は提携サイト『 Sporting News』の提供記事です

