新型コロナウイルスの影響でシーズン終了に傾くベルギー・ジュピラーリーグのヘンクに所属する伊東純也が将来的に高額な移籍金を残してクラブから旅立つ可能性があるようだ。
昨冬に柏レイソルからヘンクに18カ月の期限付きで加入した伊東。当時首位を走るチームで最初はそれほど大きな注目を浴びてなかったものの、指揮官やサポーターの信頼を勝ち取り、昨シーズンのリーグ制覇に貢献する。今シーズン、チームは7位と低迷するものの、唯一公式戦全試合でプレーするなど主力として活躍する同選手は、先日にヘンクに完全移籍することが決まった。
伊東がヘンクと3年契約を締結したことを受け、ベルギー『Voetalnieuws.be』は日本代表ウィンガーを特集。「ベルギーで台頭する日本人は、シャルルロワで大成功するリョウタ・モリオカだけではなく、ジュンヤ・イトウも輝きを放つ1人だ」と前置きし、11月から指揮するハンネス・ヴォルフ監督の下、スタッツ面でも大幅に向上した同選手の活躍を解説する。
同メディアは「ヴォルフのおかげで、イトウはリーグの中で最高のサイドアタッカーの1人になった」と称賛。ドリブルスキルを称えた上で、アンデルレヒトのジェレミー・ドクに次ぐ1試合当たり4.9本のクロスを供給したり、オフェンシブアクションでリーグトップ10入り、さらにリーグ5位となる1試合当たり0.25アシストを記録することを紹介した。
また、今回の完全移籍について「買い取り額は公表されてはいないが、現在の市場価値である550万ユーロを大幅にに下回ったと予想される。日本から来た昨冬はかろうじて200万ユーロであったことから、(テクニカルディレクターのディミトリ)デ・コンデは良いビジネスをした。そして、彼のバンクアカウントにはさらに高額が返ってくるかもしれない」と言及。
続けて、将来について「昨夏にレンヌが800万ユーロで獲得を狙っていたように、イトウには高額な値が付くポテンシャルがある。同年齢でプレミアリーグに1000万ユーロ超で移籍したマブワナ・サマタの再来を予感させる。ゼロが7つの取引になるだろう」と今冬にアストン・ヴィラに移籍したタンザニア代表FWのようなステップアップが期待できるようだ。
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