EAFF・E-1サッカー選手権2019(韓国・釜山)に出場する日本代表は13日午後、釜山市内で練習を行った。この日は冒頭15分間のみの公開で、その後の非公開練習では14日の香港戦に向けた戦術トレーニングを行った。【取材・文=西川結城】
■仲川が香港戦で代表デビューへ
練習後には森保一監督が取材対応し、10日の中国戦から先発メンバーをガラリと入れ替えることを示唆。今季のJ1リーグで横浜F・マリノスを15年ぶりの優勝に導き、年間MVPにも輝いたMF仲川輝人も2シャドーの一角で出場することが確実となった。
J王者の主役が、いよいよ日本代表デビューを飾る。ポジションは1トップに入る小川航基(水戸)の背後、田川亨介(FC東京)とともに2シャドーを担う。
横浜FMでは右ウイングを主戦場としている仲川。タッチライン際をスタート地点に、縦に、ゴール前にスピードを生かして推進していく。ただ、今回の代表では本人も「全然役割は違ってくる」と自覚している。
シャドーのポジションは、プレーの始発地点がより中央寄りとなる。360度、敵と味方に囲まれた状態でボールを受けての打開が求められる。ピッチを縦に5分割した5レーンでは、いわゆる大外の一つ内側にあるハーフスペースをどう攻略するかがポイントだ。
仲川に話を聞くと、すでに具体的なイメージを持って練習に取り組んでいるという。
「相手のギャップを突くポジショニング。そこから3人目の動き出しを意識したい。またはギャップで受けてからワイド(ウイングバック)の選手にボールを入れれば、そこからもう一つ前のスペースやアタッキングサードに入っていける。そこは自分がいつもやっているプレー。今日の練習もそれを考えてやっていた」
■クラブと異なる代表での役割
©J.LEAGUE異名は『ハマの新幹線』。そのスピードは見ていて爽快。相手の裏に抜け出していくプレーが真骨頂だ。今回代表では「自分のところで攻撃のタメも作って、前を向いた時に(小川)航基をサポートして、(田川)亨介の動きも見ながらお互いの距離間を意識したい」と、新たなプレーに貪欲な姿勢を見せている。
連係面だけでなくゴール後の珍パフォーマンスを含め、チームでは今季15得点で仲川と同じく得点王に輝いたマルコス・ジュニオールとは名コンビ。パス出しもチャンスメイクもできるブラジル人アタッカーと、受け手になる彼はベストマッチの二人だ。
一方、代表では崩しのパス出しの位置が横浜FMとは異なる。香港戦はボランチの位置に大島僚太と田中碧の川崎Fコンビの先発が確実。彼ら出し手との関係構築も、仲川の活躍のカギを握る。
「ボールを持てる時間が多くなると思う。碧と僚太もハーフウェイラインよりも前でボールを持てるようになる。そこから自分が裏に抜ける動きをすれば、彼らは(好パスを)出せる二人。タイミングを図りながら、縦パスを受けたい」
迫る代表デビュー。率直な気持ちを聞くと、「まあ、楽しみですね」と噛み締めるように話し、さらにこう続けた。
「(横浜FMと)ポジションが違う。新たな成長であり、開拓になる。いろんなバリエーションを持った選手になれればいいと思っている。個人としても結果を出していかないといけない。しっかり勝って(第3戦の)日韓戦につなげることが大事。自分自身、ステップアップ、いい弾みをつけて日韓戦に向かいたい」
過度な緊張もなく、自然体。いろいろと頭の中でプレーを膨らませている様子を見ると、心底代表の舞台にワクワクしているようだった。
我々が知っているスピードスターの一面と、新たなプレーにトライする開拓精神。香港戦、仲川に大きな期待が集まる。
文=西川結城
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